和菓子

菓子 島根

 

島根は京都・金沢に並ぶ和菓子処!

お土産にもぴったりの銘菓4品を厳選

 

 

おそばに松葉がににと、島根県にはおいしいものがたくさん!

 

観光で訪れた際には、ぜひ島根のグルメを満喫していただきたいところです。

 

そんな島根グルメのひとつとして、和菓子文化が根付いているのはご存知ですか?

 

京都や石川・金沢と並ぶ菓子処として、銘菓がたくさんあるんですよ!

 

島根で和菓子文化が根付いた歴史

 

島根・松江では茶の湯文化が豊かです。

 

これは江戸時代後期の大名茶人として名高い松平不昧公(治郷・はるさと)の功績によるもの。

17歳で松江藩の藩主となった不昧公は、18歳で茶道に入門、19歳で禅の道に入るなど、とても文化的な人物でした。

中でも茶道には熱心で、石州流に傾倒した後には自らの名を冠した「不昧流」茶道を立ち上げ、松江の茶道文化を盛り上げたそうです。

 

そんな背景にあって、お茶と一緒にいただく和菓子の文化も発達。

 

とくに、お茶会でいただいた和菓子を「茶事十二ヵ月」に記し、中でも不昧公お気に入りの品を「不昧公好み」として賞賛しました。

 

そんなお菓子が今でも島根・松江を代表する和菓子となっているのです。

 

不昧公が愛したお菓子を一つひとつご紹介していきましょう。

 

 

 

1 日本三大銘菓のひとつ「山川」

 

「山川」は赤と白の落雁。不昧公の御歌「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉の、影は高尾の山川の水」に由来して名付けられ、赤が紅葉の山、白が川の水を表しているのだそうです。

季節によって赤白を反対にしたり、赤白の間に何かを挟んだりと、アレンジがなされて茶席に供されていたようです。

口に含めばふんわりと溶けて、後口はさっぱり。

 

ほどよい甘味がすーっと消えて、なんとも上品な味わいです。

 

お抹茶の風味もぐっと引き立て、シンプルながらとても趣深い和菓子なのです。

 

 

2 お茶席にぴったりの風流な和菓子「若草」

 

「若草」は不昧公の御好みの和菓子として知られ、やわらかな求肥に若草色のそぼろをまぶして仕上げられたものです。

求肥は奥出雲産のもち米で作られているものが多く、ほどよい甘さがふんわりと広がります。

 

特徴的な若草色は、若草山の春の景色を表現。

 

爽やかな色彩と味わいが小さな和菓子にぎゅっと凝縮された逸品で、目と舌で雅な世界をご堪能いただけることでしょう。

 

 

 

3 素朴な風味にゴマの香りをひとさじ「路芝」(みちしば)

 

草に積もった雪が少しずつ溶けていく様子を和菓子で表したと伝えられる「路芝」。

 

“道端の草”という意味も込められ、白ごま入りの求肥と白あんを重ねた素朴な風味が特徴の和菓子です。

短冊型に切ってひとひねりすることで、ほんのりかわいらしさも表現。

 

甘さは控えめで、お抹茶にもぴったりです。

 

「路芝」は、不昧公の菩提寺である「月照寺」のお茶室にて、お抹茶とともにいただくことができます。

 

島根らしい素朴で風流な味わいをぜひ味わってみてください。

 

 

4 江戸時代から伝わる銘菓「姫小袖」

 

江戸時代から現代まで伝わる、島根・松江の老舗和菓子店「一力堂」の銘菓。

 

小豆の皮をむいてから煮る、口溶けの良い「皮むきあん」を中に入れ、独自の製法で調整した和三盆糖で打ち上げています。

江戸時代には他所で売ることも禁じられていたため、「お留め菓子」とも呼ばれていたそうです。

口に含むとほろりとくずれ、和三盆糖の上品な甘さと皮むきあんのなめらかさに酔いしれます。

薄桃色もまた魅力で、いつまでも眺めていたい美しさ。お抹茶との相性も抜群です。

 

 

 

素朴な味わいの中に、きらりと光る風味。

 

島根の和菓子にはそういったものが多いように思います。

 

これもひとえに、禅の心に親しんだ不昧公の心が今も受け継がれているからではないでしょうか。

 

島根にいらした際には、ぜひお抹茶とともに島根の和菓子をいただいてみてくださいね!

 

 

いろいろあります、島根の美味いもの

 

日本三大そば「出雲そば」

 

味覚の王様、「松葉ガニ」

 

ブランド牛「しまね和牛」

 

島根のお茶の世界