栄養満点&お腹も大満足の「とりそば」を食べよう!

今回ご紹介する「とり(かしわ)そば」は、人気そばメニューのひとつ。

 

かけそばだけだと物足りないときなど鶏肉が入るだけで食べ応えがアップし、ランチにも喜ばれるおそばです。

 

そばつゆをつくる段階から鶏肉を加えて煮込むことで良いだしがでてさらに美味しさがアップします。

 

そんなとりそばについて、栄養面での利点をはじめ、ちょっと技ありなアレンジメニューもご紹介したいと思います。

 

鶏肉と「かしわ」の違い

 

鶏肉が入ったおそばは「とりそば」または「かしわそば」と呼ばれ親しまれていますが、そもそも、鶏肉を「かしわ」と呼ぶのはどうしてなのでしょう。

 

調べてみたところ、「かしわ」とは柏の葉っぱを指すようです。

 

緑より少し暗めで茶色みがかった柏の葉っぱは、その色が鶏肉と似ているということから「かしわ」と呼ばれ始めたのだそう。

 

では、なぜ「かしわ」など、あえてわかりにくい隠語で呼ばれるようになったかというと、江戸時代前期に施行された「生類憐れみの令」が由来なのだといいます。

 

「生類憐れみの令」とは、江戸時代、五代将軍「徳川綱吉」のとき、捨てられた子や病人はもちろんのこと、犬、猫、鳥、魚、さらには昆虫まで、あらゆる動物を保護すべく制定された法令です。

 

この法令によって食用であったお肉が徐々に食べられなくなるにつれ、町民たちが「これではいかん」と、お肉に隠語をつけて市場に流通させるようになったのだそう。

 

鶏肉が「かしわ」であったほかにも、イノシシ肉は「ぼたん」、馬肉は「さくら」、鹿肉は「もみじ」と隠語がつけられ、その名残が現代まで続いているというわけです。

 

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鶏肉は栄養たっぷりの優秀食材

 

鶏肉は淡白な味わいでどんな料理にもよく合い、さまざまなシーンで活躍してくれる食材。

 

栄養的にも優秀で、アミノ酸バランスのよいタンパク質や、体を動かしてくれるビタミンB群、さらには必須アミノ酸のひとつでストレスの軽減にもお役立ちのトリプトファンなど、うれしい栄養素がたくさん含まれています。

 

中でも鶏むね肉は、脂質が少なく良質なタンパク質が多いとあって、ダイエット中にもぴったり。さらにはイミダゾールジペプチドどいう疲労回復に役立つ成分も含まれ、疲れが気になるときなど積極的にとっていきたい部位です。

 

一方鶏もも肉には脂肪分が多く含まれているのが特徴。

 

プリプリとした食感が楽しめ、食べ応えのある部位として大人気です。

 

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とりそばのアレンジメニュー

 

そんな優秀食材である鶏肉を使ったおそばのアレンジメニューをご紹介。

 

そばにも良質なタンパク質が含まれているので、鶏肉を組み合わせればいいタンパク質がたっぷりとれますよ!

 

■なめこと鶏のとろみそば

鶏むね肉をそぎ切りにし、塩を振って片栗粉をまぶします。

 

かけつゆを作ったら、片栗粉をまぶした鶏むね肉となめこを入れて火を通し、斜め薄切りにしたねぎを加え、具材入りのかけつゆを作ります。茹でたそばと具材入りのかけつゆを盛れば完成。

 

鶏むね肉に片栗粉をまぶしているので、つるんとした食感が楽しめ、なめこのとろみとも相まって、つるつるとおいしくいただけます!

 

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■鶏ささみときゅうりの和えそば

鶏ささみは茹でて冷まし、食べやすい大きさに割いておきます。

 

きゅうりは輪切りにし、塩を振ってしばらくおき、しんなりしてきたら水を絞っておきます。

そばを茹で水で締めてボウルに入れ、割いた鶏ささみ、輪切りのきゅうり、すりごま、ごま油を加えて全体が混ざるように和えます。

器に盛り、めんつゆをまわしかけたら完成です。

鶏ささみときゅうりでさっぱり感がありながら、ごま油のコクもうれしいおそば。暑い季節にぴったりのひと皿です。

 

おいしくて栄養もばっちりなとり(かしわ)そばを、ご家庭でも楽しんでみてはいかがでしょう!