そば打ちに必要な道具「そば切り包丁」。初心者に最適なサイズや材質は?

そば打ちに必要な道具「そば切り包丁」。

初心者に最適なサイズや材質は?

 

 

そば打ち趣味が高じてそば屋になった、という方も多いそばの世界。

そば粉と水(と小麦粉)を練ってひとまとめにし、細長く切って茹でるだけのシンプルな工程だからこそ、すぐに始めやすく趣味としてとても人気です。

そば打ちには専用の道具がいくつか必要で、中でも「そば切り包丁」にはこだわりを持つ方も多いです。

これからそば打ちを始めたい、という初心者の方は、どのようなそば切り包丁の選べば間違いないのでしょうか。

 

そば打ちは一筋縄ではいかない

同じそば粉と水(と小麦粉)を使っていても、人によってそばの仕上がりはがらりと変わります。

材料さえ揃えれば手軽に打てるけれど、おいしく食べるには熟練の技術が必要

そば打ちにはそんな奥深さがあるため、趣味人もたくさんいらっしゃいます。

そんなそば打ちをサポートしてくれるのが、手にしっくり馴染んだ道具たち。

そば粉の粒を均一にする「ふるい」や、そば粉を練るための「こね鉢」、ひとまとめにしたそばを薄く伸ばすための「綿棒」など、それぞれ熟練の職人が手がけたアイテムが揃っています。

中でも薄く伸ばしたそばを切る「そば切り包丁」(麺切り包丁やそば包丁とも呼ばれます)は、そばを均等に細長く切るために欠かせない道具で、そばの仕上がりを左右するとても重要なもの。

家庭用の包丁では代用できず、そば打ちを始める際には必ず手に入れる必要があります。

 

そば切り包丁の選び方①:サイズ編

 

 

そば切り包丁の特徴は、とても大きくて重量があり、刃渡りもかなり長いことです。

初心者用からプロ用まで種類も豊富で、1万円から5万円以上など価格帯もさまざま。

 

長さは24cm、27cm、30cm、33cmの4サイズが一般的です。

 

 

自分の体格や性別、年齢、握力などを考慮し、実際に握って作業しやすいそば切り包丁を選ぶのが良いのですが、実際にそば打ちしてみるまで使い勝手の良し悪しはわかりにくく、店頭で選ぶのはなかなか難しいもの。

そのためそば打ち教室などで実際に使ってみて、手に馴染むと感じたものを選ぶのがおすすめです。

またインターネット等でそば打ち道具のレンタルを行なっている会社もあるため、そういたサービスを利用してみるのも手です。

なお、本格的なものだと1kgを超えるそば切り包丁もありますが、初心者には扱いづらいため、最初は短めで軽いものがおすすめです。

 

そばを切る際には腕の力とともに包丁自体の重みを活用し、そばを均等に切る必要があります。

そのため、ある程度の重さがあることも重要なポイント。

ただし重い分腕が疲れやすいので、力に自信のない方は重い包丁がストレスに感じることもあります。

 

そば切り包丁の選び方②:材質編

 

 

材質は大きく分けて「鋼」「ステンレス」の2種類があり、一般的に重いのが「鋼」、軽いのが「ステンレス」です。

「鋼」はずっしりとした重みがあり、美しく輝くため独特の風格があります。

また切れ味が鋭く、スパッと軽快にそばを切ることができるのも魅力。

砥石で研いでお手入れできるので、長く愛用したい場合には鋼製が良いでしょう。

プロも鋼製のそば切り包丁を選ぶことが多いようです。

 

ただ鋼製は錆びやすいのが難点。

毎日使うものなら毎日お手入れするので、錆びにそれほど敏感にならずともキレイに使い続けられますが、趣味でそば打ちをする場合、1週間に1回等間隔があけば錆びのリスクも高まります。

そば打ちをしない時にも、こまめなお手入れが必要です。

一方「ステンレス」は、錆びにくいのがうれしいポイント。

それほどきちんとお手入れしていなくとも、キレイな状態をキープしてくれます。

また軽いのでそば切りの際に力がいらず、力に自信のない方でも扱いやすいです。

ただ自分で研いで切れ味を取り戻すことはできないため、ダメになったら買い替えが必要となります。

 

そば打ちに欠かせない道具のひとつ「そば切り包丁」。

初心者であれば

・24cmか27cmサイズの比較的小さいもの

・ステンレス製

をポイントに選んでみるのがおすすめです。

そば打ちに慣れてきたら、刃渡りの長いものや重い鋼製にトライしてみるのも◎。

手にしっくり馴染むそば切り包丁を手に入れて、そば打ちライフを楽しみましょう!