そばアレルギーになってしまったら。症状を知って正しく対策

そばアレルギーになってしまったら。

食べられないものや症状を知って正しく対策しよう

 

そばは日本の風土にもよく合い、全国的に食べられていますが、一方でアレルギーによって食べられない方も多くいらっしゃいます。

とくにそばはほかの食品よりもアナフィラキシーショックを引き起こしやすく、より注意しなければならない食材。

そもそも食べ物アレルギーとはどういうものなのでしょう。しっかり身を守るためにも覚えておきたい知識です。

 

 

体が食べ物にアレルギー反応を起こす仕組み

 

 

ウイルスや細菌など異物となる物質が人の体の中に入ってくると、その物質を攻撃・排除しようとします。

 

この仕組みを「免疫」と呼んでいます。

 

この免疫が本来人にとって害のない食べ物などにも反応することがあり、過剰に攻撃して自分自身を傷つけ、アレルギー反応として表面化。

かゆみなどを引き起こします。

 

短時間のうちに全身にアレルギー反応が出ることを「アナフィラキシー」といい、重篤な症状だと血圧低下を引き起こして意識を失う場合も。

命の危険もあるので、アナフィラキシーに陥ったらいち早く対処しなければなりません。

 

アレルギーの原因物質は、食べ物をはじめ花粉やダニなどさまざまで、人によってどの物質に反応するかは全く違います。

花粉だけに反応する人、花粉は大丈夫だけどそばとダニに反応する人、など十人十色です。

 

アレルギーを起こしやすい食べ物

 

食物アレルギーは小さなお子さんに多くみられるのが特徴です。

東京都が行なった3歳児検診では、食物アレルギーの患者数は毎年増えており、近年ではより身近になっているといえます(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG23013_T20C10A4CR8000/)。

 

アレルギーを起こしやすい食べ物の代表格は、鶏卵、牛乳、小麦の3つ。

 

これに加えてカニやエビなどの甲殻類や、果物類、ピーナッツ、そしてそばもアレルゲンとなることが多いです。

 

そばアレルギーで注意すべきこと

 

 

日本人にとって馴染深いそばですが、もしアレルゲンとなった場合にはかなり注意が必要です。

 

というのも、一般的な麺としてのそばに加えて、そばぼうろやそば茶、そばまんじゅうなどにも気を付ける必要があるからです。

さらに、食べ物がアレルゲンとなるのはお子さんが多く、年齢を重ねるごとに耐性がついて徐々に食べられるようになることが多いですが、そばはアレルギー発症後に耐性がつく可能性的が低く、一生付き合っていかなければならないことが多いのも覚えておきたいところ。

 

少量でも重篤な症状を引き起こす可能性が高いので、そばアレルギーの方が近くにいたら、細心の注意を払って配慮しなければなりません。

 

また、そばとうどんを両方提供している店舗の場合、同じ釜でゆでられているのであれば、たとえうどんを注文したとしてもお湯を介してそばが混入することもありえます。

そのため、そばアレルギーの場合には、食べないとしてもそば店やうどんとそばを提供している店には近づかないほうがベター。

 

そば打ち体験では、粉が飛散して鼻から体内に入る場合もあるため、その場にいることも避けたほうが良いでしょう。

 

 

スーパーなどで売られている加工食品には「食品衛生法」によってアレルギー物質の表示が定められています。

 

必ず表示されるものは、卵・乳・小麦・そば・落花生・エビ・カニの7品目

 

アレルゲンが入っていないかどうか、食品表示をきちんと確認することが大切です。

なお、原材料には入っていなくても、工場の製造ラインが共通で意図せずアレルゲンが混入する恐れもあります。

 

そういった商品には「本品製造工場では、そばを含む製品を生産しています」などとパッケージで注意喚起がなされているので、少量で重篤な症状が出てしまう場合にはその商品は選ばないようにしましょう。

そばをはじめ、アレルゲンとなる食材はたくさんあります。

自分がどんなアレルギーを持っているのか医療機関などで調べることができるので、気になる方は一度確認してみても良いかもしれません。

正しい知識を持ち、アレルギーときちんと向き合いたいですね。