島根・松江市で訪れたい観光スポット!松江グルメも満喫

山陰の景勝地としても知られる島根県・松江市。
宍道湖をはじめ松江城を取り囲む堀川など水景が美しく、「水の都」としても知られています。
もちろん島根県の名物、出雲そばの名店も多数! 松江市観光でぜひ訪れたい、魅力的なスポットをピックアップします。
「宍道湖」の夕景を楽しもう
しじみ漁で有名な宍道湖は、全国でも7番目に大きい湖。
松江市を代表する雄大な景色が望め、なだらかに広がる水面を眺めていると心が洗われていくようです。
とくに美しいのが夕景。
赤く染まった夕陽が湖を照らす様子は、胸がぎゅっと締め付けられるほど美しいものです。
宍道湖の周辺には白潟(しらかた)公園や千鳥南(ちどりみなみ)公園など自然豊かな公園があり、くつろいだり景色を眺めたりとさまざまな楽しみ方ができます。
午前中にはしじみ漁も行われ、クマデにかごを取り付けたような形状の「鋤簾(じょれん)」と呼ばれる道具を使ってしじみを獲る姿も見られます。
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「松江城」で歴史を感じる
2015年に国宝に指定された松江城も、松江市観光では欠かせないスポット。
別名「千鳥城」とも呼ばれる羽根を広げたような威風堂々たる佇まいで、多くの人を魅了します。
400年を経ても崩れていない石垣や、築城時から残される桐の階段など現存する部分も多く、当時に想いを馳せてロマンを感じられるのも魅力。
最上階の天守には壁のない望楼が広がり、松江市街や宍道湖などが一望できて、清々しい気持ちへと誘います。
城山公園の散歩道には竹林や桜などが植えられ、季節ごとに表情がガラリと変化。
散策のひと時を自然がやさしく演出してくれます。
また松江城を取り囲む堀川は、遊覧船で巡ることが可能。
歴史と自然を感じながらゆっくりと水辺の風景を楽しめば、くつろぎのひと時となることでしょう。
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神社仏閣を訪れて神聖な気持ちへ
さまざまな神社が点在し、参拝して回るのもまた心が豊かになるものです。
出雲大社とならぶ古社「熊野大社」は火の発祥の神社として知られ、毎年10月15日に出雲大社宮司が参向して、出雲大社で用いる神聖な火を拝戴。
縁結びの神社として知られる「八重垣神社」は、境内にある鏡の池で浮かせた紙片に硬貨を乗せ、早く沈めば良縁に恵まれるともいわれています。
そのほか茶室・観月庵のある「普門院」や、怪談「飴を買う女」の舞台となった墓地がある「大雄寺(だいおうじ)」など、知的好奇心がくすぐられるお寺がたくさんあります。
松江グルメでお腹を満たそう
ご当地グルメも旅の楽しみのひとつ。
日本三大そばとして知られる「出雲そば」の食べ方のひとつ「割子そば」は、江戸時代にそばを外で食べる際に重箱に入れて持ち運んでいたことに由来し、松江が発祥の地とされています。
松江城の近辺をはじめ老舗のそば屋も数多いので、出雲そばの食べ歩きをするのも楽しいもの。
割子そばはもちろん、釜揚げそばがいただけるお店もたくさんあるので、存分に味わってみてはいかがでしょう。
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宍道湖で獲れる7種類の魚介
シラウオ、アマサギ、スズキ、コイ、エビ、シジミ、ウナギはまとめて
「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」
と呼ばれ、松江の名産品として知られています。これらの魚介を使ったお寿司や和食、お土産なども豊富。
また、あごだしおでんとうどんを組み合わせた「松江おどん」もぜひ試していただきたいグルメです。
あっさりとしただしにうどんが絡まり、おでんらしいごろごろとした具材も相まってお腹もいっぱいに。
新感覚のおいしさを楽しんでみてください!