京都の名物グルメ「にしんそば」を深掘り!

京都発祥のそばといえば「にしんそば」。

 

祇園にある「松葉」というお店がにしんそばの発祥の地といわれています。

 

甘辛く炊いたにしんとそばの組み合わせは、発祥当時から現代に至るまで大人気。

今回は改めてにしんそばについて迫ってみたいと思います。

 

 

にしんそばの歴史

 

にしんそばが誕生した「松葉」は、1861年創業のおそば屋さん。

160年以上の時を刻む歴史ある老舗店です。

 

京都の中心地は四方を山に囲まれているため、かつては新鮮な魚がいただける機会の少ない土地でした。

 

そんな中で重宝されたのがにしんやたらの干魚で、朝廷への貢物として、また町民にも貴重なタンパク源として用いられていたようです。

 

そんな中、「松葉」の2代目であった松野与三吉氏が、そばとにしんを組み合わせられないかと考え、「にしんそば」として売り出したところ、これが大ヒット。

 

京都中に知れ渡る人気メニューとなったようです。

 

全国的にもにしんそばが「京都の名物」として知られるようになり、現在でも観光で京都を訪れた際には「食べたいグルメ」としてにしんそばの名が上がるようになりました。

 

「「恵方巻」と「節分そば」節分ならではの伝統食!」はこちら

 

 

 

にしんそばの栄養について

 

にしんは春から初夏にかけて脂がぐっとのり、焼き魚として食されることが多いお魚。

 

一方で、にしんそばに代表されるように「身欠きにしん」という干物で食べられることも多いです。

 

冷蔵技術がまだない時代に魚を長期間おいしく食べようと開発された保存方法で、現代でもにしんそばをはじめ、お正月のおせち料理「昆布巻き」として食べられることもあります。

 

にしんには不飽和脂肪酸であるDHAやEPAを豊富に含み、中性脂肪の低下作用や抗血液凝固作用があるといわれています。

認知症予防やがん発症予防などにもよいとして、科学的実証もなされているのだそう。

 

ほかにも、ビタミンA、ビタミンB2、B6、ビタミンD、ビタミンEなど多くのビタミンを含み、肌の健康を維持したり疲労回復に効果があったりと、うれしいポイントがたくさんです。

 

 

にしんそばのアレンジレシピ

 

「そば好きにはたまらない!お手軽&簡単なそばレシピ」はこちら

 

身欠きにしんの甘露煮をのせた、定番の「にしんそば」をはじめ、にしんを使ったおそばのアレンジメニューをご紹介します!

 

■にしんそば

かけそばを作り、甘露煮にした身欠きにしんをトッピングするだけで出来上がり。

身欠きにしんの甘露煮の作り方は、にしんを戻したり甘辛く煮たりと少々手間がかかりますが、手作りするとおいしさ倍増。

かけそばに、にしんの甘露煮を別添えにしても良いものです。

 

■焼きにしんそば

旬の時期、生のにしんを手に入れたら、シンプルな焼き魚も脂がのっておいしいものです。

生のにしんに塩をふってふっくらと焼き、身をほぐしておきます。

そばを茹でて水でしめ、皿に盛ったら、ほぐしたにしんをのせ、細切りにした青じそをトッピングします。

そのうえからそばつゆをまわしかけて出来上がり。

脂ののった身のおいしさをご堪能あれ。

 

■洋風にしんマリネのおそば

新鮮な生のにしんをひと口大に切り、お好みのハーブソルトで下味をつけておきます。

トマトと玉ねぎは小さく切っておきます。

オリーブオイル、マスタード、砂糖、バルサミコ酢を合わせ、にしん・トマト・玉ねぎを和え、冷やしておきます。

 

そばを茹で水でしめたら、オリーブオイル・塩胡椒を全体に絡めましょう。

皿にそばを盛り、冷やしておいたにしんと野菜のマリネをトッピングしたら完成です。

スタイリッシュな洋風おそばで、食卓も華やぎそうです!