今こそ納豆を食べて免疫力アップ!そばとの相性も抜群

日本に昔からある発酵食品として愛される納豆。
独特の風味がクセになり、食卓には欠かせないという人も多いのではないでしょうか。
そんな納豆は、もちろんそばと合わせてもおいしくいただけます!
今回は納豆について、またそばとのアレンジメニューについてもご紹介していきます。
納豆の始まり
大豆を発酵させて作る納豆。
いつ頃からこの独特な食べ物が作られるようになったかというのは、じつはよくわからないのだそうです。
ただし弥生時代の頃にはすでに納豆に似たものが食べられていたという説もあり、日本にて長く育まれてきた食べ物というのは間違いなさそう。
一般的に食べられるようになったのは、そばと同じく江戸時代の頃。
醤油が安価で手に入るようになったことで庶民の間にも普及していったのだといいます。
当時は”納豆売り”の人がいて、大きな掛け声とともに売り歩いていたよう。
江戸の町民の間ではご飯と味噌汁と納豆というのが定番の朝食で、現代と同じような朝食がすでに確立されていたのですね。
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納豆を食べて免疫力を上げよう
納豆は体にいい食べ物といわれており、その理由は豊富な栄養にあります。
必須アミノ酸をバランスよく豊富に含むほか、コレステロール値を下げる大豆レシチン、抗酸化作用や血中脂質の低下に期待大の大豆サポニンなど、健康に効果のある成分がたっぷり。
栄養的な側面からみても、ぜひ積極的にとりたい食べ物といえます。
また納豆の元である「納豆菌」は、大豆と一緒になって発酵する過程でポリアミンやビタミンなどの健康成分を増やし、ビタミンK2やナットウキナーゼという新たな健康成分も作り出すという優秀な菌。
さらには納豆菌自体も免疫力を高めるといわれており、新型コロナウイルスが蔓延している今こそぜひ食べておきたい食べ物といえるでしょう。
なお、納豆菌と、大豆の発酵過程で生み出されるビタミンK2には股関節骨折の予防効果、ポリグルタミン酸には血糖値上昇の抑制効果、ナットウキナーゼには血栓症抑制効果があるといわれています。
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おそばと納豆のレシピ
健康効果たっぷりの納豆と、こちらも栄養豊富なおそばは相性抜群。
シンプルにまぜそばにしてもおいしいのですが、少しアレンジを加えたメニューをご紹介します。
■おくらと納豆のおそば
おくらは塩でこすって産毛をとっておきます。
熱湯で茹で、火が通ったら取り出して粗熱をとり、小口切りにします。
納豆に付属のタレとからしを入れて混ぜ、おくらとめんつゆも加えて混ぜます。
茹でたそばを器に盛り、納豆とおくらをかけ、卵黄を真ん中にのせたら出来上がり。
全部をかき混ぜて食べれば、納豆とおくらがそばと絡み合い、卵黄のまろやかさも相まって忘れがたいおいしさですよ!
■納豆とろろのつけ汁そば
納豆に付属のタレとカラシを入れ、混ぜておきます。
長芋はすりおろしてとろろ状にし、納豆・とろろ・めんつゆを混ぜ合わせます。
ざるそばを盛り、好きな薬味を用意し、納豆とろろのつけ汁につけながら食べます。
そばはつけ汁にたっぷりつけて食べるのがおいしいです◎
食べ終わったら、そば湯を入れて汁を飲み干すのもお忘れなく!
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