健康的に痩せるために運動と食事のベストなタイミングって?

健康的な体作りやダイエットのために、運動と食事には気をつけたいものです。
どんなときに運動してどのタイミングで食事をすれば、体にとって効果的なのでしょう。
またどんな食べ物を食べることが、健康やダイエットに良いとされているのでしょう。
空腹時に運動するのがベスト!
ダイエットを考える上で意識しておきたいのは、
「体に溜まった余計な糖や脂肪を落とす」ということ。
余分な糖が脂肪へと変えられ、太る原因となってしまうからです。
たっぷり食べて運動をすると血中の糖分がエネルギーとして使われ、脂肪はそのままキープの状態になってしまいます。
一方空腹であれば糖の血中濃度が低いため、体に溜まった脂肪がエネルギーとして使用されやすい状態になります。
というわけで、運動は食前に行うのがベスト!
運動後に食事をすれば、その栄養は運動で使われた筋肉の補修に使われることが多く、脂肪になりにくいとされています。
「健康な生活を育むために覚えておきたい「食事」の知識。」はこちら
どんな運動をするべき?
過度な運動やリンゴだけを食べる食事法など、無理に痩せるのは体を壊してしまうので絶対にNG。
健康的なダイエットを行うためには体重を落とすだけでなく、脂肪を落として適度な筋肉をつけ、代謝の良い体へと仕上げることが良いとされています。
ダイエットにぴったりの運動は、ウォーキングやランニング、水泳など負担の少ない有酸素運動と、しっかりと負荷をかけた筋肉トレーニングなどの無酸素運動を繰り返して行うこと。
有酸素運動は体脂肪がエネルギーとして使用されますが、より効果が現れるのは20分以降。
なるべく20分以上を目標に続けてみましょう。
一方無酸素運動の場合には、普段使わない筋肉を鍛えて、体全体の筋肉量を上げるトレーニングを行いたいところ。
筋肉が鍛えられれば普段の生活の中でも消費カロリーが増え、自然と痩せやすい体へと誘います。
どんな食事をするべき?
運動後の食事は、適切なカロリーコントロールを行いたいところです。
具体的にはご飯やパンなどの糖質を減らしたり、揚げ物を避けたり、サラダのドレッシングをたっぷりかけないなど、太る原因の食事は行わないようにしましょう。
逆にぜひ食べたいのが筋肉を作る元となるタンパク質です。
肉や魚、大豆や卵に多く含まれるので、意識的に摂るようにしたいです。
ただし、肉や魚には脂肪分も多く含まれる場合がありますので、肉なら脂身の少ない鶏ムネ肉やササミ、魚なら白身魚などを選んで食べると良いでしょう。
ちなみに、そばは小麦製品や米に比べて糖質が少ない食べ物です。
ご飯をそばに置き換えた食事にするのも良さそうですね。
プチ断食も良さそう!?
普段暴飲暴食で胃が疲れていると感じていたら、24時間限定や週末限定などのプチ断食にチャレンジしてみましょう。
一定期間食事を抜くことで、内臓を休め、余分な脂肪が燃焼され、さらに自然治癒力も向上するといわれており、実際にプチ断食を行うことで「体が軽くなった」と感じる人も多いようです。
ただし、自己流で行うのは避けたいところ。24時間断食したあとに普段通りの食事をして、逆に胃に負担をかけたりリバウンドのきっかけになったりすることもあります。
プチ断食を行う際には、きちんと体調管理をしてくれる専門施設などを利用したいです。
いずれにしても、規則正しい生活を送りつつ、適度な運動と食べ過ぎないライフスタイルが肝心。
おいしく食べてしっかり動き、“健康的に痩せる”を実践して、健やかな体を手に入れましょう!