
出雲エリアの観光スポット!日本一の高さを誇る日御碕灯台
日本一の高さを誇る出雲日御碕灯台
出雲観光の代表的なスポットのひとつ「出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)」。
明治36年に設置されたこの灯台、なんと日本一の高さを誇っています。
青い空に白亜の姿がなんとも映える出雲日御碕灯台についてご紹介していきます。
出雲を代表する観光スポット
出雲エリアを観光する際に、出雲大社とともにぜひ訪れていただきたいのが出雲日御碕灯台です。
平成10年に「世界の歴史的灯台百選」に選ばれ、平成25年には国の登録有形文化財にも選ばれるなど、日本全国にもその存在が知れ渡り、多くの観光客で賑わっています。
その魅力は、日本一の高さを誇る存在感と真っ白な外壁。
晴れ渡った青空に白亜の外観がよく映えて、とくに晴天の日には一層美しく見えるものです。
この外壁は島根県の松江市美保関町で切り出された硬質の石材を利用しており、内壁は煉瓦づくりに。
外壁と内壁の間には空間を持たせた、特殊な二重構造となっています。
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なお、観光スポットでありながら現役の灯台としても活躍し、夜間は約40km沖合まで光が到達。
海の安全をしっかりと見守る、今なお頼れる見張り番なのです。
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ぜひ登ってみましょう!
日本にさまざまな灯台あれど、実は上まで登れる灯台は16しかありません。
そのうちのひとつが出雲日御碕灯台。
訪れた際にはぜひ上まで登り、その醍醐味を体感していただきたいところです。
灯台の内部に備えられた螺旋階段は163段で、一つひとつ踏みしめながら上へ上へと登っていきます。
展望台に到達すれば、そこはまさに絶景。
日本海がパノラマに広がり、美しく壮大な海の姿に思わず見とれてしまいます。
島根半島の全景が一望できるのはもちろん、晴天時には中国山地の連なりが見え、隠岐諸島まで見られることもあります。
海側に設置された望遠鏡を覗けば、大型船を見ることもできます。
また灯台資料展示室も備えられ、出雲日御碕灯台についての構造など、詳しく知れるのも楽しいです。
なお、展望台へは参観料200円で登ることができます。
「出雲大社、縁結びのご利益を授かる参拝の心得~その1【全5回】」はこちら
灯台へのアクセス方法
灯台へは電車・バス・車を利用して行くことができます。
鉄道やバスを利用する場合には、JR「出雲市駅」から一畑バス日御碕線に乗車し、1時間ほどの「日御碕灯台」で下車。
その後徒歩約5分で到着します。
車の場合には、山陰自動車道出雲ICから県道337号、国道431号、県道29号を経由して約30分で到着。
そこには駐車場もあり、近くに車をとめ、徒歩約5分で行けます。
駐車場から灯台までの道すがら、採れたてのサザエのつぼ焼きや、一夜干しのイカ焼き、新鮮なネタでつくる「海鮮丼」などが食べれるお店など、景色と同時に海の幸も楽しめます。
天気にもよりますが、時間によっても様々な景色が楽しめ、日本海の水平線に沈む夕日を眺めるのもステキですよ。
出雲日御碕灯台の周辺は美しい景勝地
灯台がある大山隠岐国立公園の海岸線は、断崖絶壁が連なる迫力たっぷりの景勝地としても知られています。
海岸沿いには遊歩道も作られているので、散策しながら自然美を堪能するのもまた楽しいものです。
遊歩道を北へすすむと、大小の島や奇岩が並ぶ「出雲松島」と呼ばれる場所にたどり着きます。
大小さまざまな岩や島が織りなす独特の景観は、いつまでも眺めていたい美しさと迫力があります。
ぜひ灯台とともに出雲松島の風景もお楽しみください。
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