変わりそばの種類を一挙ご紹介 「茶そば」に「桜そば」に「ごま切り」に…

緑色の「茶そば」や桃色の「桜そば」など、麺に何かを練りこんで作るそばは、茶色のそばとはまた違った華やかさがあり、見た目でもワクワクさせてくれるものばかり。

“変わりそば”

とも呼ばれるこのそばには、どんな種類があるのでしょうか。

 

変わりそばとはどのようなもの?

 

変わりそばは、そば粉とつなぎ以外の材料を混ぜ込んで打ったそばのことです。

よく知られているのは抹茶を練り込んだ「茶そば」ですが、それ以外にも卵を練り込んだり柚子を練り込んだりと、さまざまな種類があります。

 

真っ白な更科粉を使うことで、練り込んだ素材の色味がよく出て色あざやかなそばを打つことができるため「色物」とも呼ばれています。

 

江戸時代に書かれたそばの専門書『蕎麦全書』では、三色そばや五色そばといった言葉も登場し、昔からよく食べられていたことがうかがえます。

 

変わりそばの種類1:茶そば

 

江戸時代中期に考案されたという、緑色のおそばです。更科粉に抹茶を混ぜて打っており、あざやかな緑色が特徴。

ゆでて水で締めた後、もう一度湯通しして温かい状態で提供することで抹茶の風味や香りが際立ち、よりおいしく食べられます。

山口県で食べられる「瓦そば」は、茶そばを使った郷土料理。熱した瓦の上に茶そばと具材をのせ、温かいそばつゆにつけていただきます。

 

 

変わりそばの種類2:らん切り

 

“らん”とは“鶏卵のらん”のことで、卵の黄身を混ぜ込んだそばを「らん切り」と呼びます。

卵はそば粉をくっつける力があるため、風味を楽しむのと同時につなぎの役割も果たしており、昔から作られていた伝統的なそばのひとつです。

ただ、江戸時代には卵が貴重だったこともあり贅沢な品としても知られていました。

食べると錦糸卵のような独特の風味があり、コシも強く、一般的なそばとはまたひと味違ったおいしさです。

なお、全卵を使った「全卵切り」や、白身だけで打った「白卵切り」もあります。

 

変わりそばの種類3:ごま切り

 

黒ごまをすって混ぜ込んだもののこと。

そばに黒いつぶつぶ状のゴマが見えて見た目にも楽しい一品です。

食べるとごまの風味が香り、そばつゆとの相性も抜群。

つゆにごまを入れて、より香ばしい風味を楽しむのもまたオツなものです。

 

変わりそばの種類4:桜そば

 

桜の葉っぱや桜エキスを混ぜ込み、華やかなピンク色にしたもの。

茹でても美しいピンク色をキープし、お祝いの席などにもぴったりです。

食べると、そばの風味とともに桜の香りもふんわり鼻から抜けて口の中が一気に春気分に。

おいしくて楽しい変わりそばのひとつといえるでしょう。

 

変わりそばの種類5:桜えび切り

 

桜えびを粉末にし、更科粉と混ぜて練り上げます。

桜えびの粉末が更科粉の白と混ざることで、うっすら桜色に。

桜えびのうまみがプラスされ、魚介のおいしさを存分に味わえるそばです。

なお、えびをペースト状にしてそばと混ぜ合わせる「えび切り」もあり。

高価なえびをたくさん使うため、贅沢なそばのひとつです。

 

 

変わりそばの種類は無限大!

 

今回ご紹介したそばのほかにも、柚子を混ぜ込んだ「柚子切り」やシソが香る「シソ切り」など、さまざまなバリエーションがあります。

そば粉との相性を考えながら、オリジナルの変わりそばを作ってみるのもまた楽しいかもしれませんね。

 

 

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