出雲大社、縁結びのご利益を授かる参拝の心得~その2【全5回】

出雲大社 参拝

出雲大社 参拝の心得 その2

祓の社[参拝方法について]→拝殿

 

出雲大社で縁結びのご利益を授かるための正しい参拝方法を全5回でご紹介している中で、今回は「2回目」になります。

 

前回の「1回目」では、電車なら出雲大社前駅で下車し、神門通りを通って稲佐の浜へ行って砂を頂き、神迎の道を通って出雲大社の鳥居をくぐってから参道を歩く、というところまでご紹介しました。

 

この記事では、参道を歩いているところからスタートです。

 

 

④祓社(はらえのやしろ)で穢れを祓う

 

下り参道を歩いて1、2分で、小さな社が右側に見えてきます。

 

この社が「祓社」で、祓戸四柱神(はらえどよはしらのかみ)という4人の神様がお祀りされています。

 

【4人の神様について】

・瀬織律比咩神(せおりつひめのかみ):穢れを川から海に流す

・速開都比咩神(はやあきつひめのかみ):翳れを海の底で飲み込む

・気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ):飲み込んだ穢れを確認し息吹を放つ

・速佐須良比咩神(はやさすらひめのかみ):穢れをさすらって失う

 

祓戸四柱神が参拝者の罪や穢れを祓ってくださるといわれています。

 

 

ご利益を授かる前の大切な行いなので、お忘れないように参拝しましょう。

 

 

出雲大社の参拝方法はちょっと独特です!

 

通常、神社で参拝する際には「2礼2拍手1礼」が基本とされていますが、出雲大社での正式な参拝作法は「2礼4拍手1礼」となります。

 

これは、出雲大社にて行われる大きな祭典の際に「8拍手」をすることに由来します。

 

というのも数字の8が無限の数を意味する数字であり、神様に対して無限の拍手で讃えているからです。

 

大きな祭典のときに「8拍手」をするので、日常のお参りはその半分の「4拍手」で讃えるという理由になっています。

 

 

なお、かつては各神社によってそれぞれ参拝作法が違ったのですが、明治40年に「神社祭式行事作法」が制定され、その中で「参拝作法は2礼2拍手1礼が基本」と定義づけされることとなりました。

 

しかし出雲大社をはじめ、新潟県の弥彦神社、大分県の宇佐神社は例外が認められ、それまで行っていた参拝方法が正式とされています。

 

 

 

⑤手水舎で手と口を清め、拝殿をお参り

祓社で2礼4拍手1礼で参拝した後は、奥へと続く「松の参道」を進みます。

ここにある松は「日本の名松100選」にも選ばれており、とても見事です。

 

ぜひ静謐な気持ちに浸りつつ、参道を進みましょう。

 

 

↑参道中心あたりから、祓の社方向を見た風景。

 

 

↑参道中心あたりから、拝殿方向を見た風景。

写真中央に見える鳥居の下の参道。

こちら真ん中の参道は神様がお通りになる道となるため参拝者の通行はNG。

 

左右に舗装された参道があるため、こちらを歩くようにします。

 

 

いよいよ、神域へと足を踏み入れますが、その前に手水舎で手と口を清める必要があります。

 

まず柄杓を右手に持って水を汲み、左手に水をかけます。

次に柄杓を左手に持ち替えて水を汲み、右手に水をかけます。

さらに柄杓を右手に持ち替えて、水を左手で受けて口をすすぎます。

そして左手に水をかけ、最後に柄杓を立てて中に入った水で柄を洗います。

清め終わった柄杓は、元の位置に伏せて戻しておきましょう。

 

 

手と口を清めたら、一礼して銅鳥居をくぐり、拝殿へ。

 

(出雲大社 拝殿)

 

ここはご祈祷や奉納行事が行われる社で、戦後最大の木造神社建築ともいわれています。

 

正面の大きなしめ縄が、一般の神社とは左右が逆になっているのも特徴です。

 

神社のしめ縄は、一般的に結び始めが太い方を神様から見て左側。

結び終わりが右側に張りますが、ここ出雲大社では、神様から見て

右が太く左が細くなっています。

 

こちらの拝殿でも、2礼4拍手1礼でお参りします。

 

ちなみに、神職の方々がなさる拝礼は

「一拝・祈念・二拝・四拍手・一拝」

となります。

神事などみていると4回頭を下げているように見受けられるはず。

 

 

ますます厳かな気持ちになります。

 

次回、

「出雲大社、縁結びのご利益を授かる参拝の心得~その3」はこちら

(本殿→十九社→素鵞社)

 

 

「出雲大社、縁結びのご利益を授かる参拝の心得~その1」はこちら

(神門通り→稲佐の浜→鳥居・参道)